Stevie Wonderくらいの大御所となると、“この1枚!”というのを抽出するのが難しい。音楽というのは不思議なもので同じアーティストの同じVerの同じ曲でも聴き手である我々の精神的だったり、物理的だったり、その時々の環境や状況によって違って聴こえたりする。
他の方がどうかは判らないが、私の場合、ステービー・ワンダーはその違いの振れ巾が他のアーティストより格段に大きく感じられる。
お題のアルバムに含まれる曲ではないのだが、例えば“
Ribbon In The Sky”という曲・・・・、ミディアムのコンテンポラリービートが好きで、どちらかというとバラードを得意としない私には少々退屈な感があったりするのだが、偶にカフェのBGM等で流れていると突然刺さってしまって、凄く聴き入ってしまい、近くの席で楽しそうに喋っているカップルに「ちょっと静かにして!」と言いたくなる。因みに曲に聞き入りたい気持ち以外の嫉みはない、多分(苦) ・・・・で、その先ずっ〜と頭の中をリフレインして流れ続け、ちょっと油断すると公衆の中歩きながら鼻歌っていたりする(笑) そして帰宅して念願かなってジックリ聴いてみると・・・・やっぱり素晴らしい!なぜ今日までこう感じなかったのだろう?でも数日後には、また(ちょっとだるいかなぁ)と思ってしまったり。スローに限らずアップな曲でも同じような現象を何度となく味わってきた。このギャップが大きさは我ながら実に不思議だ。
オキナな曲、ピンとこない曲が頻繁にスイッチする。私のとってステービー・ワンダーはそんなアーティストと言える。
そんな状況で今日のお題となるアルバム「Hotter Than July」は確か1980年辺りのリリースだったと思う。
私がアルバムとして聴いたのはその数年後になる・・・・。