久しぶりの
ウォン・カーウァイ 監督作品を鑑賞。
'04年の『2046』はキムタク出演等で話題になったわりには中味が今イチだったが、
もう十数年前に公開された『
天使の涙
』がとても好きだった。
そんなウォン・カーウァイがハリウッドキャストで仕上げた今回の『マイ・ブルーベリー・ナイツ』、
いかにも女性向けなテーマで事前から宣伝していたが・・・。
監督: ウォン・カーウァイ
製作: ジャッキー・パン、ウォン・カーウァイ
原案: ウォン・カーウァイ
脚本: ローレンス・ブロック、ウォン・カーウァイ
出演:
ノラ・ジョーンズ(エリザベス)
ジュード・ロウ(ジェレミー)、
デヴィッド・ストラザーン(アーニー)、
レイチェル・ワイズ(スー・リン)、
ナタリー・ポートマン(レスリー)
||||||||[シノプシス:goo映画より]||||||||
恋人に捨てられたエリザベスは彼のことが忘れられず、彼の行きつけのカフェに乗り込む。そんな彼女を慰めてくれたのは、カフェのオーナー・ジェレミーと、甘酸っぱいブルーベリー・パイ。それからのエリザベスは、夜更けにジェレミーと売れ残りのパイをつつくのが日課になる。しかしそんなある日、彼女は突然ニューヨークから姿を消す。恋人への思いを断ち切れずにいたエリザベスは、あてのない旅へとひとり旅立ったのだった…。
実はこういう映画は大好きだ。
刺激的なの大ストーリーがあるでもなく、
感動の大恋愛作でもなく(実は個人的にはカンベンだが:笑)
ロードムービーといえばロードムービーだが、
それ程のものではないといえば、それ程でも無い。
でも、場面場面で映像から滲み出てくる人の気持ち、揺らぎ・・・・
そんなものを感じながら居た堪れなくなったり、嬉しくなったり。
役者の演技や台詞だけではなく、
映像そのものがこんな表現をより豊かなものにしていたのではないかと感じる。
どういう経緯なのかは知らないが主演にキャストされた演技初挑戦のノラ・ジョーンズ。
普通に何年も役者をしているかのように自然にこの作品のこの役に最高に嵌っていた。
他の映画の色や印象がついていないところがこの映画の魅力の表現に最適だったような気がする。
レイチェル・ワイズもナタリー・ポートマンも凄く良かった。
月並みな感想だとは思うが、予告編でもお馴染みのキス・シーンはホントに実にイイ絵だった。
やっぱり、単なる女性向け恋愛映画では収まらない魅力をもった作品だった。
色々な部分で、ウォン・カーウァイ、流石だな・・・・、と素直に思う。
それから、この役をやったことでジュード・ロウは益々モテモテ君になってしまうのだろうな(笑
「イイ映画でした。」
